◆妊娠編
初期(1~15週)
中期(16~27週)
後期(28週以降)

妊娠がわかったら・・・二人で「親」になる準備を。

妊娠がわかったら、二人で「親」になる準備をしましょう

新しい命が自分のおなかに、又はパートナーに宿っていると知ったとき、喜びだけでなく、驚きやとまどい、責任感など、 複雑な感情を抱いた人もいるかもしれません。特に出産未経験の女性は、妊娠・出産という未知の経験に対する不安などもあるかもしれません。

妊娠は女性の心にもからだにも大きな変化をもたらします。
特に妊娠初期はからだのコンディションが思うようにコントロールできず、精神的にも不安定になりやすいもの。

でも、妊娠・出産は、 長い歴史の中で多くの女性がくり返してきた営みです。あなたのお母さんやおばあさん、そのまたおばあさんも。命の誕生という不思議ですばらしいできごとを、楽しんでみてください。

そんな時、パートナーの支えが欠かせません。
理解しあいながら二人で協力する事が大切です。

気をつけるポイント

  • 健康に気をつける。
  • 睡眠・栄養を十分にとる。
  • ストレスをためない。
  • 協力しあいながら、妊娠期間を過ごす。

妊娠中はふだんよりいっそう健康に気をつけることが必要です。赤ちゃんが順調に育つためには、母親である女性が休息、睡眠、栄養を十分にとり、心身ともに健康であることが大切です。 特に気がかりなことがなくても、妊娠中の女性のか らだにはいろいろな変化が起こっています。貧血や妊娠高血圧症候群など妊娠中に起こりやすいトラブルにも、十分気をつけなければなりません。

そうした妊娠中の女性の心身の健康と安定には、 周囲の理解と協力も不可欠です。特に大切なのは「夫(男性パートナー)」 です。お腹の中で子供を育てる大事に時期ですので、普段以上にいたわったりはげましあい、家事も積極的に行なってあげてください。両親学級などにもいっしょに参加してみましょう。妊娠・出産は、男性にとっ ても貴重な体験になる事でしょう。

女性だけでなく、妊娠期間中(280日)は男性にとっても「父親」として育っていくための大切な準備期間です。男性も妊娠に積極的にかかわり、ふたりにとって子どもはどんな存在か、親になるということはどういうことかなど、じっくり話しあっておきましょう。
新しい命とともに、ゆっくり親としての自覚を育んでいきましょう。

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